2011.08.23.





2011.08.23.

2011.08.23.

ELIOTH

ELIOTH の船上で カルマヨギーのケリーとビールを飲んだ。

6月6日から スタートしたこの島でのカルマヨガ。

ビールはもちろん タバコもコーヒーもお肉 タマネギ ニンニク 刺激物を一切食さない プログラムではあるのだけど 
たまに こうして コーヒー ときにビール ときにお肉 などなどを 少したしなんだりもする。

その方が 私には ちょうどいい。

カナダもそうなんだけど この島でも ウツ病 を煩う人の割合が以外と とても多いと聞いた。
はじめは こんなにも美しい自然の中の暮らしとウツは無縁に思えて 不思議で仕方がなかったのだけど 3ヶ月この土地に暮らしてみて なんとなく少しわかるような気がする。

このことは うまく説明できないのだけど。

こんなにも ピースフルで美しい 自然と知性の調和のとれたオーガニック先進国。

でも やっぱり 全てのものごとは それはそれはとてもとても複雑なバランスの中で なりたっていて
そこには 気候も気分も食事も文化も生活も人間関係も自分の生い立ちも人類の歴史も 土地の歴史も 全てが複雑に絡んでいて。


あと 一週間で 私の夏休みが終わる。

この夏の宿題 そうそう簡単にはとけそうもないパズルだったけれど
今 頭でなく 体でバランス感覚をつかんでいくことの重要性を感じている。

今 北の太陽の下。

2011.08.22.

森を泳ぐ

この夏を共に越した 森との暮らし。
今は すっかりと体になじんでいる。

月の満ち欠けによって変化する夜の暗闇 夜から 朝へのうすぐらやみ 
眠っている間も起きてる時も 太陽の位置や月明かりに体や気分が反応しているのを感じられる。

最近は テントが明るくなってくる時間もすこしづつ おそくなってきた。 
ソルトスプリングの夏の終わり が近づきつつある。


ふと おもいたち 自転車を走らせ 明け方の湖に泳ぎにいってみることに。

誰もいない湖。 思ったよりも冷たくない。

水面には森が映っていて 森の中を泳いでいるみたい。

水底がとても深いのか 水がとても重く感じられ
両手いっぱいに水をかくと 水面では森が波うち 森がたくさんに重なった。

水中に潜って 目を開けてみた。 
にぶいモスグリーンしか見えなかった。

もう二度 水中を観てみた。 
湖色だけ みえた。


顔をあげると

みずすましと水鳥が同じ湖で泳いでいた。


  


 

2011.08.19.

ALIOTH

ALIOTH号にはケリーの友達 スコティが住んでいて つまりここは彼の住空間。

ALIOTHとは 星の名前。 おおぐま座。

50年前に この船を造った人がつけた名前。



半世紀かけてとても大切に育てられた 古くてやさしい木の空間。

アンティークのガラス窓から見える海。 



船の持ち主 スコティは  この船の家でいろいろな島を一人で廻っているのだそう。

数年前に自分の持ち物などを全て売リ払い この船を買って それからずっとこの船に暮らしている。

(沖に船を停泊させるぶんには 地代などが 一切かからないらしい。)


ここソルトスプリング島の沖には今年の春から住んでいて 今はガンジスにあるカヤックショップでガイドの仕事をしていて ガンジスへはボートで行き来する。 


 
いろいろなすてきな暮らし方があるんだなあ。。。




朽ちた木のデッキ 海風 北の夏の夜の太陽 おおぐま座 とっておきのビール。



2011.08.18.

白い船

アンティークな木製の船がいっぱいのヨットハーバーをすり抜け おんぼろヨットは ぐんぐんと沖へと向かう。

沖には ところどころに 碇を下ろして停泊する船。そのいちばん奥にケリーの知人の船 ALIOTHが浮いていた。 

1960年代に航海用として作られた 白い船。
とてもいい感じに朽ちていて あたたかみのある木製の船。

ケリーの慣れた手つきでボートを船にくくりつけ 白い船に飛び乗る。
船の持ち主は不在だったけど もちろん鍵などかかっていない。
(この島の住民の多くは 家も車も鍵をかけない)

デッキには脱ぎ捨てられた靴下とブーツ、汚れたマグカップとたわし、洗剤の空箱、何かを書き記したメモ。

船内にはキッチンも寝室もトイレもあり 机の上には古い地図が数枚 ソファーの上には ランドリーから戻ってきた くたくたのネルシャツやスエット ジーンズなどなどが無造作にたたまれていた。

2011.08.17.

ケリー

3ヶ月のカルマヨガをハンモックで暮らしているケリー
雨の日も 嵐の日も このハンモックで眠っているとのこと。

船の上や ハンモック 揺れるところが好きらしい。



2011.08.17.

天気のいい午後 ビールが飲みたいなと思い、ガンジスまでヒッチハイクすることに。
今では おさんぽするのとのと同じくらいに ヒッチハイクすることも あたりまえの日常。
すこしづつ この島の流れにすっかり慣れ親しんでいる。

ヒッチハイクした車には カルマヨギーのケリーも一緒に同乗することに。

ヨガセンターの中でも 誰よりも森の奥に暮らし しかもテントではなくハンモックに暮らしているケリー。
どんな石ころ道でも はだしでぐんぐんあるいていく。
 
ハイスクールを卒業後 ウエィトレスをしたりしながら ずっと ハンモックと大きなリュックサックでいろいろな島を渡り歩いているという。
 
 編み物とアクセサリー作りがとても上手で いつも かわいらしい洋服を着ていて 
 気さくで優しい 21歳のナチュラリスト。
 

これから 船の上で のんびりとした午後を過ごす というので 一緒についていってみることに。

島の中心地 ガンジスの海辺はヨットハーバーになっていて この島にとけ込んだ アンティークの船(おんぼろな船も 豪華な船も どれもいい感じに風化した船)がいっぱいに並んでいる。

リカーショップでオーガニックビールを買って ハーバーの入り口に並んでいる 小さなボートに乗りこむと 慣れた手つきでオールをこぎだす ケリー。

沖のむこうに停泊している 彼女の友人が所有する白い船(彼女にとっては秘密基地)へとむかい ちょっとした航海がはじまった。

傾き始めた太陽を背に ひとかき ひとかき オールを漕いで沖のむこうにむかう。

キラキラと輝く海を ひとつ ひとつ すくって 。





2011.08.14.

森に暮らす

いつもの森にたくさんの暮らし。














2011.08.08.

宮沢賢治と農業




素敵な いでたち の若いカナディアンのファーマーに出会った。

とてもかっこよくて ロックミュージシャンのような雰囲気。

聞くところによると もともと音楽をやっていて ファーマーになるつもりなど全くなかったのだけど 日本をバックパックで旅行中に 宮沢賢治の本に出会い、 彼の思想に深く感銘を受けたことをきっかけに カナダへ帰国し 実家のファームを継いで 農業を始めたのだという。 

詩人で作家の 宮沢賢治 は 農業指導者でもあって 日本の農業とのかかわりがとても深いということを はじめて知った。

銀河鉄道の夜 の儚く瑞々しい宇宙のものがたりは 土と繋がっているなんて。


宮沢賢治の世界について 深く知りたい。



鳥巣佑有子

メモリアル