2011.07.14.

森でのテント暮らし

森のテントで眠る夜も40夜を重ねた。


最初の日は まっくらやみな森の夜と風の音、木々のざわめき 野生のシカがテントの周りを歩いている足音などなど、おっかなびっくり明かした夜だったのだけれど いつのまにか 暗闇にも森の奏でる音もすっかりなじんで 深く眠る 毎日を過ごしている。

記憶の限りでは 悪い夢も 全く観ていない。



森のテントは日中でも薄暗く 夜眠る時(たまに昼寝の時)しか過ごさないのだけど 気分を休めるのに最高の場所となっている。

日中 時間をみつけては 究極の寝床作りへと改良に励んでいる。

2枚のマットレスに冬用のシュラフ、掛け布団、ウールの厚手の毛布、モンゴルラクダの毛布、 フリースのブランケット、 枕いっぱいを お昼の太陽で暖めたら
テント内いっぱいに ふかふかにしきつめる。

洗い立てのシーツをかぶせ 乾燥オーガニックラベンダーいっぱいを枕にしのばせるとテント内はいいにおいでいっぱいになる。


乾燥ラベンダーは 先日やぎのミルクを売っているファームを訪ねた時 できたてほやほやをいただいたもの。

今週末はガンジスのマーケットにアンティークの布を買いに行き 乾燥ラベンダーでアイピローを作る予定。


現在 北の島の日没は 午後10時すぎ。
まっくらになるちょっと前に ハーブティーをポットに入れて森へと帰る。


いつも この時間がまちどおしい。

 

2011.07.13.

大工仕事

ソルトスプリング島で暮らす人の多くは 自分の生活環境に必要なものの多くを何でも自分達で創る。

ヨガセンター内の土木建築も カルマヨギー達による 手仕事。




畑に建てられた 手作り サウナ。
薪で石を熱し そこに水をかけるしくみ。






日中の太陽で暖まった 黒いホースに水をとおして 温水シャワーのお湯を作る。


2011.07.09.

北の夏

ここ2、3日で ソルトスプリング島にも夏の太陽が降り注ぐようになった。

巣立ったばかりのつばめ達が群れをなし そこかしこで遊んでいる。











2011.07.06.

ヨガニドラ

カルマヨガが始まって 今日でちょうど一ヶ月。


数多く受けてきた ヨガクラスの中で最も特別で影響を受けているクラスが ナオミのヨガニドラ。


フランス系カナダ人のナオミは この島によく似合ったいでたちで 一目でナチュラリストだとわかる。
独特な存在感と雰囲気をかもしだしていて、自転車で颯爽と現れ、ウエーブのかかったドレッドのような髪をくるくるっと頭の上にまとめて にんまりとあぐらをかく。 
その姿は ソルトスプリング島のなんともチャーミングな ホトケサマ みたい。

クラスはいつの間にか ナオミの時間へ。

ナオミの独特なゆったりとしたリズムのもと 血の巡りを体の細部へと促す丁寧な動きが繰り返されると 次第に呼吸がゆったりと深く整えられ 体がリラックスした状態に誘われる。

その後 おのおの ブランケットやクッションを携え あおむけに寝た形になると

ナオミがギターをつまびきながら 詩のような言葉を 優しくうっとりする声でささやき始める。

これが 小鳥のさえずりのように心地よく すぐにみんなの深い呼吸が聞こえてくる。

ゆめうつつの時間はしばらく流れ うたたねのような ずっと眠ってしまっていたかのような時間は 小さく重たい鐘の音でもとに戻される。

最初は 状況がよくわかっていなくて(日本で経験していた ヨガとは なにもかもが全く違うスタイルだったので。)あまりのユルユルな空気にびっくりしたのと、ある種の催眠術にかかっているみたいな気がして ちょっとこわい感じもしたのだけど 
このクラスが終わった後の 頭がスッキリとし 視界がクリアにさえわたる爽快さはなんともいえず気持ちがいい。



その後 ヨガニドラに関する文献を探してみるも 未だこれといった本に出会っていない。

ヨガニドラ とは ヨガ的眠り という意味で
血の巡りを整えて 体をリラックスさせて 肉体は眠っていながら聴覚と視覚のみ目覚めている脳波の状態に誘い 潜在意識にキレイな気を送り込むヨガと説明されている。

先日 別の先生のクラスでヨガニドラを体験する機会があり それはそれでよかったのだけれど 
ナオミのヨガニドラが 特別に格別なのだと確信した。

彼女の美しい言葉と声 とろけるようなギターの音色 彼女自身のリズム が ソルトスプリングの柔らかい空気に合わさる時空間。

ナオミのヨガニドラを経験できることの 意味は大きい。

2011.07.04.

ヨガキッチン

ヨガセンターの食事は ベジタリアン。
肉、魚 以外にも 卵や 瞑想の妨げとなるタマネギ、ニンニク等も食さない。

食材はすべて オーガニック。 
ヨガファームにて育った新鮮な野菜が調理される。

畑作業も調理も全て カルマヨギーによるカルマヨガの一環。


肉好きな私にとって ここの食生活はちょっと心配だったのだけど 
まったくもって大丈夫。

毎食 バラエティ豊かな 美味なるヨガセンターのベジタリアンミール。
本当に野菜だけなのか?と疑うほどに華やか。


ここでの食事が楽しみで ヨガリトリートに参加する人も多いというのもうなづける。



2011.06.30.

秘密基地



夜 森に帰ると 子供達が作ったであろう秘密基地が 私のテント前に。
それにしても 良くできている。。。

ソルトスプリング島では 自分の家を自分で建てる人も多い。
子供の遊びの中にも 生きる知恵があふれている。











2011.06.29.

ほしくさベンチ





天気がいいので ファームにて 干し草をベンチがわりにディナー。

今日は カルマヨギーでヨガの先生、キャメロンのバースデー。

ファームガーデンの花が素敵なブーケに。

キッチンチームから お手製クッキーの差し入れ。

すこしばかりのユーモアで 特別な時間に早変わり。










2011.06.28.

Salt Spring Centre of Yoga

カルマヨガがスタートして 早くも3週間が経つ。

思いのほか ここのヨガセンターがとても広くて 状況のつかめないままにスタートしたカルマヨガだけど 最近になって だんだんとここのことがわかってきた。

このセンターは ヨガの大学 といったようなところで ヨガ道場が4カ所あり それぞれで ヨガに関するいろいろなクラスが数多く開催されている。

ソルトスプリングに住んでいる人がヨガを習いにくるほかに 宿泊施設も併設されていて バンクーバーやビクトリア アメリカから フェリーに乗って 週末や休日に ヨガを習いにくる人 、ヨガの先生になる為の資格をとりにくる人などで賑わっている。

敷地の中には、私立の小学校、 アーユルヴェーダによるリラクゼーション施設、サウナ、キャンピングフォレスト そして 広大なオーガニックファームがあり ここで育てられた完全無農薬の野菜で創られるベジタリアンミールの評判はとても高い。

カルマヨガとは ヨガセンター内での ファームワークやビルディングのメンテナンス、キッチン、ガーデニング、ハウスキーピング ヨガティーチャーなどの仕事を奉仕することにより ヨガのクラスや食事 宿泊などが無償で受けることができるシステム。 
ヨガのクラスだけではなく生活そのもの全てをヨガと捉えたプログラムで 現在30人ほどのカルマヨギーが滞在。 ヨガの見識を深める為にこのカルマヨガに参加している 現役のヨガの先生も多い。

もともとは この島のセンスの良さとオリジナリティあふれる 暮らしぶりに興味を覚え この島についていろいろ知りたいと思ったのがきっかけでこのセンターを知ることになり この夏をここで過ごす運びとなった。

ヨガについて 幅広く 深くトレーニングする環境をベースとした 自然と一体となって生活する自給自足プログラム、 森でのキャンピング生活の中で 感じること 思うことをダイアリーで残していけたらと想う。

2011.06.28.

ひなどり 7日目

1週間前に誕生した4羽のひなどり
うち1羽が昨日の夕方 1羽が今日の早朝 無事 飛び立った。

立派に成長した真新しい羽で ゆっくりと 巣を惜しむように。

残った二羽のひなは 見送っている。


そろそろ 次のひなも旅立つ頃かな?と 巣を覗いてみると。。。。

巣立った2羽のひなが ひょっこり巣にもどってきている。

すっかり大きくなったひなにとって 小さすぎる巣から4羽の兄弟がいつもみたいに顔をだしている。

はやくも里帰り?
それとも 兄弟愛?




真ん中の2羽はすでに 巣立ったのだけど 出戻ってきて 親鳥が運んでくるエサを待っている。 









2011.06.27.

カルマヨガ20日目

おんぼろ自転車で ダウンタウン ガンジスへ。
ヨガセンターから 丘を越え 谷を越え 片道約5キロほど。

ヨガ ニドラ に関する本を探しに 本屋めぐり。
といっても今日は日曜日だったので多くのお店はおやすみ。
島に6件ある 本屋も今日 あいていたのは2件だけ。
結局 おめあての本はみつからなかった。

今日こそはコーヒーを飲む!(センターでは瞑想の妨げとなるカフェインは推奨していないが あくまでも個人の判断にまかせている。)といきこんでソルトスプリングコーヒーに入るも
カフェラテと思い込んで注文した マテラテは抹茶ミルク?だった。

ま、コーヒーはいつかの楽しみにとっておこう。。。

コーヒーショップで カルマヨギーのロリーに会う。
彼女はバンクーバーでヨガの先生をしていて ヨガの見識を深めるためにカルマヨガに参加している。
彼女も ヨガ ニドラ については よくわからないとのこと。

その後 天気がよかったので ベデスビーチまでサイクリングへ。
北の国の 水の澄んだ穏やかな白浜にて 静かな波の音を聞きながら 「宇宙船とカヌー」という本を読む。この本の為に用意されたかのような とてもすてきな午後。

帰り道 何回か道をまちがえて 何度も何度も 坂道を登ったり下ったり。
息をきらしつつも 自転車で森を駆け抜ける時の流れる景色や風の匂いは気持ちがいい。

とちゅう 何回か 野生のシカやにわとりのおさんぽに遭遇する。

森と山と海と湖と動物と人の暮らし。。。 全てが優しく調和のとれたこの島の景色は この先もずっとかわらないでいるような気がした。

鳥巣佑有子

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