2015.09.20.

paia and vw  and  マカワオ




17日間 ぐるり 駆け足で巡った ハワイの中で 特に フォトジェニックを感じた街
 
マウイのパイーア。
他には オハフのノースショア ハワイ島のホノカア あと 今 暮らしている マウイのマカワオ
が ツボだった。 


4つの街に 共通するのは 
オールドハワイのセンス エッセンスを残したまま 
今の新しい風が流れているところ。 開放的なところ。 そんな センスのいいところ。 

  

昔 サトウキビ畑の繁栄とともに 栄えた 街 パイーア。

やがて サトウキビ産業が廃れ ゴースト化した街に 
 
風を読むのが得意な サーファー ヒッピー アーティスト達が 移り住み 
独自の色感で センスよく ペンキを塗り替え 

新しいペンキで 新しくなった 古いさとうきびの街。 


改めて 風を読む嗅覚 そして 色の感覚 センスって偉大だな と感じる街。


 

パイーアでランチをして マカワオに戻って 猫と一緒にお昼寝したら(コテージに住む 人相の悪くてかわいい先輩猫が ベットを占領) もう夕方。

シードルを買いにいこうと 街の少し外れを歩いていたら
緑のペンキ色が美しい家の庭で 赤い花を手入れをしている
青色の美しいハワイ生地のワンピースを着た おしゃれな おばあちゃんに話しかけられた。

私の拙い英語でも いろいろな 長立ち話しをした。

立ち入った質問をたくさんされ そして 少し立ち入った 彼女のことも いろいろ答えてくれた。


彼女は 89歳で この家には 嫁いできたのだけど この家は 戦争の前からあって
家を建てた人は いまは天国にいて 今は一人でこの家に暮らしていて

彼女はこの家と この場所と 今 がとても気に入っている。 



なんてことない 立ち話しだったけれど この街を 深く感じれた 素敵な立ち話しだった。


彼女は この旅のガイドなのかもしれないと思った。


マカワオを もっと好きになった。

2015.09.19.

アロハステイト

9月まるごと アロハ ステイト hawaii ハワイ にいます。

カウアイ マウイ ハワイ オハフ 

それぞれの島と島のスポットを ぐるり一気に かけめぐり 

風の匂いをおいかけ  写真して 明け暮らした 17日間




そして 今日から セカンドステージ  


再び マウイ島




ラナイの素敵な 山の コテージにて 
 

なにもない時間を なにもしないで ゆっくり じっくり 味わう


花の香りが いろいろな 風に乗って 通り過ぎていく
  


風の通りすぎる時  

風の色

2015.08.31.

雑誌




MEKURU 05にて 俳優 小関裕太さん 8頁 撮りおろしさせていただきました。

しっとりとした 雨がつづく そんな日だったので 
選んだレンズは コマーシャルエクター プラナー ノクチルックス 







ROCKIN’ON JAPAN にて SCANDAL 6頁 撮りおろしさせていただきました。


雨晴れめくるめく そんな撮影時間だったので
選んだレンズは スーパーアンギュロン





撮影のたび その日その時 レンズを選ぶ 
かけがえのない一瞬と レンズが結ばれる瞬間をイメージして



2015.08.02.

8月2日



特別な夢は みなかった。



朝 おそるおそる 暗室へ向かった。

飛び交う 蜂の気配はなく
蜂の巣は 何事もなかったように ただそこにあって
巣の下には 女王蜂1匹と働き蜂が6匹 あと幼虫がひとつ 落ちていた。


蜂の巣は そのままにしておこうと 思ったけれど やはり気になり 
はしごにのって雪かきしゃべるで こわごわ 落としてみた。


ぼとりと 落ちた巣は すかさず ゴミ袋に転がして 口を縛った。 


ビニール越しに中の世界を観察してみた。

巣の中には沢山の部屋があって ふ化する直前の 2代目赤ちゃん蜂が20匹くらいいて
おそらく 今日くらいに 働き蜂の数は 劇的に増えていたのであろう。




蜂の巣 小さいうちに駆除しておいて きっと良かったんだと思う。

と自分に言い聞かせ





今年も夏の真っ最中











 
  

2015.08.01.

ミツバチのささやき

蜂は私にとって敵ではなく 共存できないか 考える。


撮影機材倉庫にもなっている暗室の入り口では  黒い鉄でできた機材の出し入れが頻繁で 
また 毎日開け閉めする鉄のシャッターの音で 蜂を怒らせかねない。


蜂は相手を威嚇するときに あごをカチカチとならし
また 敵とみなした相手には 警報フェロモンをつけ 一族で襲うらしい。

蜂族の神秘性に 畏怖を抱きつつ

きっと そうなったら そうなってからでは…


都会に暮らす自分の 雑な行為に疑問をもたないようにしつつ
夜中 蜂の巣に耳をすまして 静かに近づいて 一息にガンスプレーを噴射しつづけ
丸一本を噴射した。




夜中 街灯ごしのうす明かりに 蜂が2匹落ちたのは確認できたけど 
むこうの街灯まわりを飛び交う虫たちが 蜂の一族に思えて こっちをみてるようで 
怖かった。 急いで家に帰って寝た。



「ミツバチのささやき」の映画で 主人公の大きな瞳をした女の子は 空想と現実の狭間の世界に魅了され
ゆめこそうつつ となり 無口になり… 





こんな日 なにが 夢にでてくるのか…


心配と 興味 のような  あきらめと 希望? のような   
不思議な気持ちに 急いで帰って寝た。



2015.07.31.

Extermination

19年前 ニューヨーク ロウアーイーストサイドのはずれ 
傾いた古いアパートの5階に 小さくて白い部屋 を借りて住みだしたころのはなし



「ネズミ駆除に来ましたが留守でしたので また来ます」
という英語で殴り書きで書かれたメモが ドアに張られていた。

当時 英語が全くできなく いつも持ち歩いていた 英和和英辞書で
張り紙の意味を調べてみた。 

「皆殺しに来た。また戻ってくる!」 と直訳した私は 恐怖のあまり アパートを飛び出した。


ルームメイトになりたてだった家主が 仕事から戻ってくるのを外で震えながら待った。

夜 公衆電話で彼女の帰宅と無事を確認し(当時の英語力では 張り紙についてを電話で説明できなくて) 
おそるおそる 急いで戻ると 皆殺し予告のメモは キッチンのテーブルに置かれていた。


メモに怯える私を わらって ネズミ駆除についてのメモだと説明してくれ  
一件落着  ほっ  とした。  

という エピソード。





インターネット 携帯電話が ほとんどない時代
京都の映画の撮影所から リュックひとつ  ニューヨークに飛び込んできたばかりで
ラーメン屋の張り紙をみて決めたフラットは 当時 ジャンキーが多かったストリートに傾いて建っていた。

皆殺し という言葉は あながち なきにしもあらず  さもありなん で 


Extermination という張り紙を  あの時 本当に怖い と思った。





そんなこんなで 月日は経ち
昨日の私は 暗室の屋根うらにできた 蜂の巣の駆除=Extermination にとりかかることに。



蜂たちが眠るであろう 深夜を待ち

白い手袋と白いマスク 白いゴーグル 白いタオルをほっかむり 
ゴーストバスターズみたいに 白装束姿で

暗闇の中 蜂の巣めがけて 10m先まで噴射可能な殺虫剤のガンで狙いを定め 

返り討ちを怯えながら 一息に 噴射をつづけた。


 
ふと 「みつばちのささやき」 という 大好きな映画を 思い出した。

2015.07.29.

働き蜂の巣

早朝 暗室のシャッターをあげる時 テント屋根の軒下に
数匹の蜂たちが せっせせっせと蜂の巣をつくりだしている光景と遭遇した。 


今日は入稿が重なっていて 集中して 急いでプリントをしないといけない。

とっさの判断で みなかったことに。

暗闇作業中 働き蜂の姿が 気になりつつ こっちはこっち そっちはそっち
無視をきめこみ 無事 プリント作業が終了。

夜明かりに 蜂の巣を確認してみた。


朝よりもあきらかに がっつりと大きくなっている巣。


そして 日はもうとっくに沈んでいるのに 2匹の蜂が巣のまわりをパトロールしていた。


このまま 放っておくと どうなってしまうのだろう。



心配を胸に 今日はつかれた。
 ビールを呑んで眠ってしまおう。

2015.05.29.

ドリアン

ビーチで オープンエアー でドリアンを食べてみよう!
と おもいつき 早速 果物売りのおばさんに ドリアンを仕入れてきてもらった。

いざ 実食!

産まれて初めて食べる はじめての ドリアン


ドリアン ひとつ食べた。

なるほど くさい。
このくささ この味 どうしていいか わからなくて どうしようか迷う。



周りで おいしそうな顔で見ている スマトラ人達に分けて 食べてもらう。と
みな 大好物とのことで すごくおいしそうに食べている その顔をみて


よし! と 勢いつけて 
ドリアン ふたつめ食べてみる。 


うん くさい。

このくさい感じが 初体験で どうしていいかわからないまま 固まりつつ。。。


青空の下 南風に吹かれて このシチューエーション このくさい感じは 
だんだん だんだん おもしろい味に思えてきた。




最後のドリアン みっつめの特大の粒を食べ  

やはり くさい!


けれど この ねっとりとした くさい味覚に  
南の海 南波の音 南風の匂い 南の太陽が肌を焼く感触 が とてもマッチしてきて  

ある瞬間に  美味しい!と 捉えたような 瞬間があって


うん。美味しい! と口にした。 




そして 今 また 食べたい味。




初めて食べる 味 について
 スローモーションで理解し 捉えた 感覚をなぞると


4歳の時 血色い赤のマグロを こわごわ 食べてみたら 美味しくてびっくりした時の記憶が重なり
東京について すぐに マグロを食べた。







味覚の記憶に また 旅をしている。 

2015.05.27.

みなみなみ 

今週 バリ島にいます。

バリの波は 穏やかに見えても とてもパワフル 
時にその破壊力におののき ぎゃふんとなるけれど

波のエネルギーを受けて 
私にも ショートボードで波をとらえて 波に立って 波にのることができ

そして波の力を足で捉えて 感じることができる。



この 海と一体になる感覚 の虜となって 
今 波に乗るっっていう感覚を もっともっと知りたくて  



今週 南半球 南波 に来ています。 

2015.05.16.

湯 あたり巡り

10年前に 大分の鉄輪温泉街に実家が移り 実家は湯けむり集落にある。

家のまわり そこらじゅう 多種多様な温泉が湧いていて 
家の温泉 公衆温泉 たちより湯 徒歩県内だけでも
かるく50種類以上の湯がよりどりみどり。 

そんなマグマのうえに 只今帰省中。



引いてくる源泉によって どのお湯も 色 固さ 匂い 感触が 全く違っていて
それぞれにそれぞれの 自分にとっての湯あたりがある。


体全部に染み入る湯の感覚 感触の違いは 愉しくて 
帰省中は 大概 一日の大半の時間を いろいろな湯に浸かって 湯あたりブレンドを味わっている。


朝起きたら きのみきのままで 鉄輪蒸し湯に向かい
薬草のしかれた天然サウナ小屋に寝転ぶと 全ての毛穴から汗が一気に吹き出し スタートをきる。

お昼前に 柴石温泉の 固いような柔らかいような すっきりしなやかな 露天で朝の湯時間を過ごし

午後は 露天の泥に浸かったり  海辺の砂湯に入ってすごしたり 
夕暮れ時には 山の露天風呂で 山と空を眺めながら  キリリとまったりした 青い湯で体をリンスし

湯ふけの晩には 岩風呂の岩にねっころがって 夜空を眺める。
 


そんな風に マグマエネルギーに湯あたって 
自然と自然に戻っていくような とけこんでいくような 

 

只今そんな 湯 あたり巡り中

鳥巣佑有子

メモリアル