ミノーリは 古代 1900年も前から パスタを作っている街
隠れざる 美食の街。
アマルフィーほど 観光地ではないのだけれど
路地裏を歩いて のれんを覗くと 手作りパスタの製麺所だったり
レモンチェロの蒸留所があったり
あと 車の入れない石段 レモン畑なんかでは ロバ達がせっせと働いている。
古代ローマ時代の建築様式がそのまま残された 貴族の豪邸 ビイッラ ロマーナは アパートの一角 そのへんに 普通にある。
誰でも 入ることのできる アパート裏の小さい公園みたいなところに。
で 1700年前の 邸宅 壁画や 壷 池 が そのままに残っていて
壁には 隣のアパートの人の洗濯物がゆれている。
ヴィッラ ロマーナに続く 路地裏の隠れ道
ミノーリのストリート写真が壁に埋め込まれた 細い通りがあって
1920年から 今に至る ミノーリの街と暮らしを写した写真が並んでいる。
この 路地を歩くと タイムトンネルを歩いているような そんな気分になる。
だけれど 100年前の写真と比べると ここの 景色や 人々の暮らしぶり
実はそんなに変わっていないということを知る。
馬車が 車に変わったくらい。
街並の景色は 今とそんなに変わらない。
そして きっと 1900年前 パスタをつくっていた風景と 今ここにある風景
実は そんなに変わらないのかも と想像する。
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