森のテントで眠る夜も40夜を重ねた。
最初の日は まっくらやみな森の夜と風の音、木々のざわめき 野生のシカがテントの周りを歩いている足音などなど、おっかなびっくり明かした夜だったのだけれど いつのまにか 暗闇にも森の奏でる音もすっかりなじんで 深く眠る 毎日を過ごしている。
記憶の限りでは 悪い夢も 全く観ていない。
森のテントは日中でも薄暗く 夜眠る時(たまに昼寝の時)しか過ごさないのだけど 気分を休めるのに最高の場所となっている。
日中 時間をみつけては 究極の寝床作りへと改良に励んでいる。
2枚のマットレスに冬用のシュラフ、掛け布団、ウールの厚手の毛布、モンゴルラクダの毛布、 フリースのブランケット、 枕いっぱいを お昼の太陽で暖めたら
テント内いっぱいに ふかふかにしきつめる。
洗い立てのシーツをかぶせ 乾燥オーガニックラベンダーいっぱいを枕にしのばせるとテント内はいいにおいでいっぱいになる。
乾燥ラベンダーは 先日やぎのミルクを売っているファームを訪ねた時 できたてほやほやをいただいたもの。
今週末はガンジスのマーケットにアンティークの布を買いに行き 乾燥ラベンダーでアイピローを作る予定。
現在 北の島の日没は 午後10時すぎ。
まっくらになるちょっと前に ハーブティーをポットに入れて森へと帰る。
いつも この時間がまちどおしい。
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