水無月最後の日曜日
鎌倉暮らしを始めた 小川糸さんのお家に遊びにいかせてもらった。
朝 二人で 報国寺の座禅に参加。
ここの座禅が おもいのほか 本格的すぎて おもいのほかに 鎌倉の一日が始まった。
袴姿にあわてて着替えて 座禅を組むと
朝晩 稽古漬けだった 大嫌いで 少し好きな 剣道時代の気持ちが甦る。
大嫌いで 大切な 剣道時代に教わったこころもち。
うぐいすの鳴き声が美しく響きわたると
きれいな風が 心地よくぬけわたり
鎌倉の土地感を 一気に感じる。
ここは 大好きで 大切な場所かもしれない。
鎌倉時代 そんなに遠い昔ではない気がした。
今ここに流れる風に 鎌倉の時代のこころもちに
守られている土地 そんな気がする。
糸さんの見ている景色の その奥の風景に
いつも 素敵なエッセンスを感じる。
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