海小屋は外がとても近く

夜に目を覚ましたりしたら
時計をみるより先にドアをあけてみる

 
と すぐに空が広がっていて 月や星の見え方や
 暗闇 青闇 闇の景色に おおよその時間をなんとなく感じれる

今日も夜に目を覚まして
時計を観るより先にドアを開いてみると
六日目の月と 北斗七星 が キレイにみえ 

時計は深夜2時

ちょっと眠かったけど 今かなと思って 思い立って 
現像&ラッシュプリントしたての16mm フィルムを映写機にかけてみる

1ヶ月くらい前 夕日がとてもきれいだった日
波に乗ったあと 急いで走って追いかけ 撮影した時の 
夕日に繰り返す波のフィルム  
サーフィンの大会の前日の夕方の景色とか 気配とか

1秒間に24コマの 映写機のリズムに あの日の光と影が
海小屋の障子壁に映されていって 

過去の時間が 外の闇に解き放たれていく

そして なんだろう

  すごく こころがときめいていく

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