昨日はずっと 雨が降っていた。
8月に入ってからは はじめてのしっかりとした雨。
6月7月と 雨の日がとても 多かったのだけど 森の木々の下に屋根をつくり その下にテントを張っていたので そんなに雨ふりは気にならなかったのだけど
今のねどこは 空のぬけた ひろい草むら 風の通りみち。
雨ふりには めっぽう弱い。
テント内はかろうじて雨よけできているのだけど とてもしっとりしている。
こんな時 ウール素材の良さを感じる。
雨にぬれても 保温性がそこなわれずにあたたかい。
ウールのレッグウォ−マー
モンゴルラクダのブランケットにくるまって 雨の夜をすごす。
ヘッドライトの電球が切れたので ペンライトで本を読む。
昨日の夜はずっと 木々がざわめき 動物達もへんな鳴き声でうるさかったり なんだか異様だった。
ちょっとだけ 不安になりつつも この森にはなぜだか絶対の安心感もあった。
朝 目を覚ますと この島の空気が一気にあたらしい秋のにおいに変わっていた。
ひんやり 冷たい空気と澄んだ秋空。
新しい 鳥の鳴き声。
昨日の夜で なにかが変わった。
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