蜂は私にとって敵ではなく 共存できないか 考える。
撮影機材倉庫にもなっている暗室の入り口では 黒い鉄でできた機材の出し入れが頻繁で
また 毎日開け閉めする鉄のシャッターの音で 蜂を怒らせかねない。
蜂は相手を威嚇するときに あごをカチカチとならし
また 敵とみなした相手には 警報フェロモンをつけ 一族で襲うらしい。
蜂族の神秘性に 畏怖を抱きつつ
きっと そうなったら そうなってからでは…
都会に暮らす自分の 雑な行為に疑問をもたないようにしつつ
夜中 蜂の巣に耳をすまして 静かに近づいて 一息にガンスプレーを噴射しつづけ
丸一本を噴射した。
夜中 街灯ごしのうす明かりに 蜂が2匹落ちたのは確認できたけど
むこうの街灯まわりを飛び交う虫たちが 蜂の一族に思えて こっちをみてるようで
怖かった。 急いで家に帰って寝た。
「ミツバチのささやき」の映画で 主人公の大きな瞳をした女の子は 空想と現実の狭間の世界に魅了され
ゆめこそうつつ となり 無口になり…
こんな日 なにが 夢にでてくるのか…
心配と 興味 のような あきらめと 希望? のような
不思議な気持ちに 急いで帰って寝た。
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