
インドのリシケシ ヨガニケタンアシュラムは 世界中からさまざまなヨギたちが集まってくる場所です。
長く滞在して鍛錬を続ける人。
旅の途中に立ち寄り、数日だけ静かな時間を過ごす人。
それぞれが、それぞれのリズムで、朝の瞑想やヨガの時間に身を置いています。
その中で印象的なのが、香りと一緒に旅をしている人が多いこと
お気に入りのオイルを小さな瓶に入れて持ち歩き、ヨガマットにそっと香りをなじませたり、瞑想の前に手首や胸元に香りを置いたり。
香りは、旅のお守りのようでもあり、自分の内側へ戻るための小さな入口だったり
私がリシケシュのローズオイルに惹かれたのも、ヨガニケタンでの
瞑想の時、ふわりと漂ってくるバラの香り。
最初はどこから来るのかわからなかったその香りが、あるポーランド人の女性のまわりから漂っていることに、少しずつ気づきました。
彼女に尋ねると、世界中のローズオイルを集めていること、そしてその中でもリシケシュで出会ったこのローズオイルが一番好きだということを教えてくれました。
その小さな青い瓶を、彼女は私にプレゼントしてくれました。
それが、私とリシケシュのローズオイルとの出会いでした。
今回 私は、この香りをテーマにヨガ旅をしてみようと思います。
呼吸の中にバラの香りを感じながら、体をゆるめ、心を静かに整えていく。
香りは、目には見えないけれど、空間の質を変え、自分の内側に戻るための道しるべのように感じられます。
いつか自分の場所、Laboratoryも、このバラの香りで満たしてみたい。
花と写真と光がある空間に、リシケシュで出会ったこの香りをそっと重ねてみたい。
そんな思いから、私はこのローズオイルの背景を少しずつたどってみたいと思います。
このバラはどこで育ち、誰の手で香りになり、どんな旅をしてこの小さな瓶にたどり着いたのか。
リシケシュの朝の瞑想から始まった、
バラの香りをめぐる小さな取材旅です。

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