5月17日

ALPA

インドのリシケシ ヨガニケタンアシュラムは 世界中からさまざまなヨギたちが集まってくる場所です。

長く滞在して鍛錬を続ける人。

旅の途中に立ち寄り、数日だけ静かな時間を過ごす人。

それぞれが、それぞれのリズムで、朝の瞑想やヨガの時間に身を置いています。

その中で印象的なのが、香りと一緒に旅をしている人が多いこと

お気に入りのオイルを小さな瓶に入れて持ち歩き、ヨガマットにそっと香りをなじませたり、瞑想の前に手首や胸元に香りを置いたり。

香りは、旅のお守りのようでもあり、自分の内側へ戻るための小さな入口だったり

私がリシケシュのローズオイルに惹かれたのも、ヨガニケタンでの

瞑想の時、ふわりと漂ってくるバラの香り。

最初はどこから来るのかわからなかったその香りが、あるポーランド人の女性のまわりから漂っていることに、少しずつ気づきました。

彼女に尋ねると、世界中のローズオイルを集めていること、そしてその中でもリシケシュで出会ったこのローズオイルが一番好きだということを教えてくれました。

その小さな青い瓶を、彼女は私にプレゼントしてくれました。

それが、私とリシケシュのローズオイルとの出会いでした。

今回 私は、この香りをテーマにヨガ旅をしてみようと思います。

呼吸の中にバラの香りを感じながら、体をゆるめ、心を静かに整えていく。

香りは、目には見えないけれど、空間の質を変え、自分の内側に戻るための道しるべのように感じられます。

いつか自分の場所、Laboratoryも、このバラの香りで満たしてみたい。

花と写真と光がある空間に、リシケシュで出会ったこの香りをそっと重ねてみたい。

そんな思いから、私はこのローズオイルの背景を少しずつたどってみたいと思います。

このバラはどこで育ち、誰の手で香りになり、どんな旅をしてこの小さな瓶にたどり着いたのか。

リシケシュの朝の瞑想から始まった、

バラの香りをめぐる小さな取材旅です。

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