2014.03.29.

リシケシ5日目

インド滞在もちょうど折り返し日

ヨガの1week クラス と アーユルヴェーダー パンチャカルマは4日目をむかえます。

早朝 水を飲んで リシケシを散歩して その後 ヨガのクラス その後 ヨガ哲学のクラス 
ラジェンドラ先生が作ってきてくれる ブランチを食べ ホテルに戻り 

午後 パンチャカルマを2時間受けて その後 ホテルに戻り 油まみれの洋服を洗濯し 1時間ほど休憩して 夕方から ヨガのクラス 瞑想のクラス

その後 夕食 本を読んで 睡眠 

と いたって シンプルな暮らしぶりです。

パンチャカルマでは まだ体中にオイルをしみ込ませている段階で 毒素を排出できていなく
体への負担は大きいみたいで 夕方のヨガは かなりしんどく 
また 毎回 ステップアップしていく瞑想のクラスが 終わったあとには 
心身共にかなりぐったりしています。

オイルが体中にしみ込んでいるからか 
食事もシンプルな蒸し野菜が食べたくなったり(普段は暴飲暴食 肉食生活)  
夜に見る夢も 普段は見ないような夢を見れたり

そんな小さな変化を 楽しみつつ あと 4日間 いっぱい楽しみたいと思います。

  

2014.03.27.

リシケシ 3日目

ヨガのクラス そして アーユルヴェーダーの施設は リシケシに着いてから
自分の足と目と感覚で 決めた。

出発前に日本でリサーチをし 決めていた ヨガのアシュラム アーユルヴェーダの施設は
リシケシ到着後 すぐに訪ねてみて 実際のクラス 問診を受けてみて どちらの先生も自分には???正直 ピンとこなかったので 探し直すことに。

翌日の朝 受けた ラジェンドラのヨガのクラスが すこぶる良く
少人数のクラス そして なにより先生が伝えてくれる ヨガの哲学が どれも素直に心に入ってくる。 

早速 ラジェンドラに1週間のプライベートクラスを申し込み 滞在中は全て 彼のクラスを受けることに。

そしてラジェンドラにアーユルヴェーダーの施設 ニルバーナを紹介してもらい
ニルバーナの 女医 の ウシャ の問診にも 自分にとって とてもピンとくるものがあったので
彼女のところでパンチャカルマを受けることに決めた。

インターネットの情報は 山のようにあるのだけど やはり 自分の目でみて 感じ 知りえないと解らないものだと 改めて実感しつつ

今回の取材の環境に 手応えを感じている。

2014.03.27.

精油

カメラも 車も 機械には油によるメンテナンスが大切で 
(それから 木材 革製品にも!)
これは 人の体にも通じることのように 感じはじめた今日このごろ

今までは 水に興味があった分 油に対しては嫌悪していたところがあったのだけど
人間には 良質な油分を取り入れることが 大切なように そんな風に思えてきました。

循環について深く 感じ考え そして体感する為に
インドのリシケシにて アーユルヴェダー パンチャカルマと ヨガに取り組んでみようと思います。

アーユルヴェーダーでは 今日は 体中の穴から たくさんの精油を体内に取り込みました。

体中の全ての毛穴へ 目の中へ 腸の中へ

目の中にも たくさんの精油をなじませるなんて 想像もしてなかったことだったけど

目にも油は いいようで 以外にも とても気持ちのいものでした。

精油を流し込んだ体に 今のところは反応はないけれど 今日は 朝と夜 ヨガのクラスにも励んだこともあって
今 ここちよく ぐったりと疲れています。

これから眠って 明日に備えます。

2014.03.25.

デリー

飛行機を降りると 甘くてすこしぬるい風

前に来たインドと同じ匂いがして ふと いろいろ 忘れていた 小さなことごとを思いだす。

タクシーで真夜中の市街地 ビジネスホテルへ。

変わったなと思ったのは 道路を走る車の景色。

21年前 インドの道を走る ほとんどの車は アンバサダー だった。
道を走る車のうち 90パーセント以上が 丸くてゴツゴツした インドの国産車

ごっつくて まるっこい 独特なデザインが 無骨でかっこよく インドの制服みたいだった。

かなりタフな機械で 壊れても絶対に直る メカ。

ラダック地方 ヒマラヤのゴツゴツした岩場の急斜面を 壊れながらも 直しながらどんどん登っていく逞しさに アンバサダーの凄さを知った。

自分もアンバサダーを直しながら乗りこなせる そんなドライバーになりたい。 

2014年 道路を走る車の種類はいろいろ
クラクションの音は同じだけど
アンバサダー一色の景色の方がかっこよかったな。。。

旧市街地 駅の近くに着いた。
ここの景色のことも 忘れていたこといろいろを思い出す。

21年前 インドではコレラが大流行していて 見えない空気を怖がっていたけど 
そんな恐怖心は 旅を進める中で 生活する力と共に 解けていった。

空気の色は 今も昔もそんなに変わらない気がする。

2014.03.23.

F4

年度の締めくくりに 明日からインドに旅立ちます。

『オイル』 そして 『循環』 をテーマに 
リシケシという街を舞台に アーユルヴェーダ そして ヨガ について取材します。

21年ぶりのインド。

1993年 当時 学生だった私は ラマ仏教 と 曼荼羅の壁画を取材する為に
8ミリカメラと ニコン F4 と一緒に 60日間 ラダック地方のラマ仏教の僧院を巡りました。

卒業後は京都の映画の撮影所でスチールマンとして働くことが決まっていて 
京都の写真事務所の社長が インド行きの直前に このカメラを覚えてきなさいと言って持たせてくれた 
当時 最新最高 プロ機種 ピカピカの ニコンF4

帰国後 そのニコンF4と共に プロカメラマンとしてのキャリアのスタートをきり
そこから ずっと 沢山の写真を撮ってきた。

『壊れたり 盗まれたりした時は…. う〜ん…仕方ないっ…』と
目をつぶりながら 私にF4を手渡してくれた芦田社長

あの時 手渡してくれた F4 の意味 

体と心で覚えることができた プロの写真機材 

当時の私には計り知れないものだったけれど  
今の私にとって とても深く とても大きなもの になっています。

そして 明日からの 旅のみちづれ  どのカメラで行こうか…

希望と妄想がいっぱいに膨らんで  既に 旅のはじまり。

2014.03.11.

梅がちらりほらり
冬と春の間の いいにおい

春が もう すぐ

2014.03.06.

p r ism

春の光 と アンジェニュー 

アンジェニュー の プリズム 

 春 陽気 と フレンチ硝子 の 感受性

レンズの世界にも また お国柄 というようなものがあって

 レンズが磨かれた国々の 光に対する 想いいれ が  よく うつる。

いつかどこかで磨かれた 憧れ は

   今ここにある景色と重なって そして  よく  うつる。

2014.03.05.

鳥巣佑有子

メモリアル