『人と時』
ニューアルバム 10月30日発売
ジャケット写真 アーティスト写真を 撮影させていただきました。
熊木さんの時間を 写真で表したいなと
写真で 4次元 表現したいなと
夏の暑すぎた日
緑の木々たちが ジュレみたいにみずみずしく
沈む夕日と 夕立ちと
月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり (奥の細道)
熊木さんの歌声と出会ったのは 13年前 2006年秋 映画館。
『バッテリー』という映画の予告編で 流れてきた 透明感がありつつ とても落ち着いた歌声が ものすごく印象的で
素敵な歌声だな どんな方なんだろう? と想ったのを よく覚えています。
その後 2008年 初夏 電話で ジャケットのお仕事を頂いた時
アーティスト名 熊木杏里さん と聞いて すごく嬉しくて
当時 目黒にあった暗室の近くの 元 おせんべい工場跡地のスタジオで
8×10カメラ 16mmカメラ ローライ6008 で 撮影した出会い というか再会というか
ささやかなところまで よく覚えています。
あれから 何度か ジャケット撮影をさせていただき
熊木さんの景色 世界観 は
いつも 今も 私の写真の根底に流れるなにかに とてもよく響いています。