2015.05.29.

ドリアン

ビーチで オープンエアー でドリアンを食べてみよう!
と おもいつき 早速 果物売りのおばさんに ドリアンを仕入れてきてもらった。

いざ 実食!

産まれて初めて食べる はじめての ドリアン

ドリアン ひとつ食べた。

なるほど くさい。
このくささ この味 どうしていいか わからなくて どうしようか迷う。

周りで おいしそうな顔で見ている スマトラ人達に分けて 食べてもらう。と
みな 大好物とのことで すごくおいしそうに食べている その顔をみて

よし! と 勢いつけて 
ドリアン ふたつめ食べてみる。 

うん くさい。

このくさい感じが 初体験で どうしていいかわからないまま 固まりつつ。。。

青空の下 南風に吹かれて このシチューエーション このくさい感じは 
だんだん だんだん おもしろい味に思えてきた。

最後のドリアン みっつめの特大の粒を食べ  

やはり くさい!

けれど この ねっとりとした くさい味覚に  
南の海 南波の音 南風の匂い 南の太陽が肌を焼く感触 が とてもマッチしてきて  

ある瞬間に  美味しい!と 捉えたような 瞬間があって

うん。美味しい! と口にした。 

そして 今 また 食べたい味。

初めて食べる 味 について
 スローモーションで理解し 捉えた 感覚をなぞると

4歳の時 血色い赤のマグロを こわごわ 食べてみたら 美味しくてびっくりした時の記憶が重なり
東京について すぐに マグロを食べた。

味覚の記憶に また 旅をしている。 

2015.05.27.

みなみなみ 

今週 バリ島にいます。

バリの波は 穏やかに見えても とてもパワフル 
時にその破壊力におののき ぎゃふんとなるけれど

波のエネルギーを受けて 
私にも ショートボードで波をとらえて 波に立って 波にのることができ

そして波の力を足で捉えて 感じることができる。

この 海と一体になる感覚 の虜となって 
今 波に乗るっっていう感覚を もっともっと知りたくて  

今週 南半球 南波 に来ています。 

2015.05.16.

湯 あたり巡り

10年前に 大分の鉄輪温泉街に実家が移り 実家は湯けむり集落にある。

家のまわり そこらじゅう 多種多様な温泉が湧いていて 
家の温泉 公衆温泉 たちより湯 徒歩県内だけでも
かるく50種類以上の湯がよりどりみどり。 

そんなマグマのうえに 只今帰省中。

引いてくる源泉によって どのお湯も 色 固さ 匂い 感触が 全く違っていて
それぞれにそれぞれの 自分にとっての湯あたりがある。

体全部に染み入る湯の感覚 感触の違いは 愉しくて 
帰省中は 大概 一日の大半の時間を いろいろな湯に浸かって 湯あたりブレンドを味わっている。

朝起きたら きのみきのままで 鉄輪蒸し湯に向かい
薬草のしかれた天然サウナ小屋に寝転ぶと 全ての毛穴から汗が一気に吹き出し スタートをきる。

お昼前に 柴石温泉の 固いような柔らかいような すっきりしなやかな 露天で朝の湯時間を過ごし

午後は 露天の泥に浸かったり  海辺の砂湯に入ってすごしたり 
夕暮れ時には 山の露天風呂で 山と空を眺めながら  キリリとまったりした 青い湯で体をリンスし

湯ふけの晩には 岩風呂の岩にねっころがって 夜空を眺める。
 

そんな風に マグマエネルギーに湯あたって 
自然と自然に戻っていくような とけこんでいくような 

 

只今そんな 湯 あたり巡り中

2015.05.05.

「共鳴」

ROCKIN’ON JAPAN 6月号にて
チャットモンチーさんのポートレート6頁 撮りおろしさせていただきました。

ポートレート撮影に Planar 110mm を使うことが多い。
ながれる時間の中 その瞬間にながれる空気がうつりこむ そんなレンズ。

このレンズで覗いて シャッターをおす時の共鳴は いつも いつかの 記憶となって 
ずっと忘れないでのこっていく。

黒の奥に 蒼が潜む
そんな 不思議で魅惑なレンズ。

2015.05.04.

晴天続きのゴールデンウィークは 暗室に籠って
晴天続きの記憶を整理するようなプリント作業に  心がやいています。

2015年5月6日発売
宇宙まお さん
『夢みる二人 / おいしいごはん』

CDジャケット & アーティスト写真 を撮影させていただきました。

鳥巣佑有子

メモリアル