2014.08.25.

パンの絵本

CREA 9月号 食の本大特集 『おいしい読書』

パンラボが選ぶ「おいしそうなパンの絵本」の頁にて 
パンラボさんが選んだ おいしそうなパンの絵本10冊 を 
パンラボさんに教えていただいた とても素敵なパン屋さんで撮影させていただきました。

撮影させていただいたのは
東京都世田谷区 ポネダンヌさん
横浜市あざみ野 穂の香さん
東京都台東区 粉花さん

パン屋さん パン職人さん そして いろいろなパン

 
それぞれのパン屋さんの パンの世界 パンへの想い
夢がいっぱいにあふれていて いい香りにつつまれていて
そしてとても美味しくて

パン そしてパン屋さん という世界の魅力にいっぱい影響をもらった
そんな この夏の撮影 です。

この夏 まだまだ つづきます。

2014.08.21.

東京に戻ってすぐ
イタリア旅前に撮影した 鎌倉ロケでの フォトストーリーの暗室作業にとりかかる

夏の東京のまっくらやみに
心に受けた南イタリアの太陽 そして海洋共和国への憧れは募るばかり

今回のプリントは 中世のローマの影響をいっぱいに受けて
剣士を胸に 柔らかくも重くてキリリと瑞々しい そんな素敵に仕上がった

銀塩のプリントならではの 時間と空間の化学反応
まさに 鉄で描く 光と影

今 気づいたのだけど 自慢の引き延ばし機 DURST はイタリア製
2〜300キロもある 鉄の塊

ここにきて たび かさなる イタリア と 鉄 

。。。

この夏 また 南イタリアに飛べないかな

2014.08.16.

ヴィラ チンブローネ

南の太陽に照らされて 
古代ローマ 中世ローマ が 今 ここに そのままに生きている。
 
南イタリアにいると 永い時代の一部に 
今 自分が生きているということを 強く感じる。

2014.08.12.

視覚欲

昨夜は隣山の崖の上 ラヴェッロに 盛大な花火があがっていた。

海を目下にそびえ立つ ラヴェッロは 
1500年前にローマ帝国の貴族たちが移り住み 築いた街。
築1000年以上経つヴィッラには 今の暮らしが 今もふつうに重なっている。

ラヴェッロには お気に入りの花と石の道があって
いきつけの陶器屋がある。

海に抜けるこの街の色感 センスのよさは格別で
この天空の街へ向かって 視覚欲のまま ミノーリから石段を登りだす。

バスを乗り継いでいくと 1時間くらいかかる場所だけど 
直線コースの石段を登っていくと おおよそ50分くらいでたどりつける。

とはいえ やっぱり かなりたいへんなコースで
汗だくになって 息をきらして やっとこさになって たどり着く。

自慢の足は 見事にガクガクでクタクタになるけれど
 
途中 色々な石の段と 石段の脇に建つ数々の石の住居に洗濯物 海に抜ける景色や風の色は どれも違って どれも今を生きていて この上なく調和がとれていて
全て美しい。

今の暮らしが重なって生まれる 景色の色の黄金律

南イタリアにて 視覚欲は 
今一番の欲望となり 全ての上に立つ。

  

視覚欲の為になら 今の足はどんな急な石段ものぼりきる。  

2014.08.11.

レモン畑 地中海 月と流星群

自宅を出発して 25時間かけて 今年もミノーリのレモン畑にやって来た。

ミノーリは 
南イタリア アマルフィーコーストにある 人口3000人の小さな漁村

紀元前 古代ローマ時代の遺跡が今もふつうに残っていて 今にふつうにとけ込んでいる。

ミノーリを見下ろす山の中腹にある レモン畑にて
今年の夏も過ごそうと思う。

今年は 旦那さんと一緒に
2年目の私は ガイドも兼ねて。

夜中の1時に 到着すると 空は明るく 14番目の月

通って来た 夜中の街は 人が繰り出し 賑々しかった

今週は この空に 流星群がやってきているらしく どうやら 街はお祭りモード

ただいま ミノーリ レモン畑

目の前には 地中海 月 そして 流星群

2014.08.05.

知恵熱

今週末から 地中海に向かう。

横浜のマリーナで 船の操縦を練習をして 備える。

風の向き と 船の動きを感じながら 
一日中 離岸 着岸 を繰り返し 繰り返し 練習

風向きと 潮の動きと 船のバランス 感覚を体で覚える。

コマなし自転車を練習した時みたいに 
逆上がりの練習を繰り返した時みたいに

青空の下 今もこうして必死になれる遊びがあるって 面白い。

けど 
炎天下の下で 一日中 ずっと集中していたので 久しぶりに熱をだしてしまった。

今日は 撮影の合間 そして大切な旅の前なので 
熱を出すのに すごくいいタイミング。

風向きは 今日も良好。

鳥巣佑有子

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